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  風の回廊
         
​2017年 港都KOBE芸術祭(神戸市)
北側外観

 

 神戸は古来より人々や船舶が往来し、世界へ開かれた日本の有数の港都であり、又、国際交流を通じて多彩な文化を培ってきた都市でもありました。現在、世界は人種差別や格差社会の狭間で変貌しようとしている状況にありますが、そうした中、海港は人々の未来への入り口のシンボルとして大きな意味を持ち始めました。かつて、風の埠頭と呼ばれた新港第二突堤から多くの日本人がブラジルへ移住をしましたが、ここを作品設置場所に選び、この地から世界へ旅立っていった人々の記憶を踏まえ、神戸から未来への希望を世界に発信したいと思います。

 作品は神戸港でよく見られるコンテナと子供の写真で構成されています。前者は物ひいては文化文明を運ぶ港の象徴として、それをユニットにして大きな造形物を作成し、後者は神戸在住の様々な国の子供達の顔写真を拡大してコンテナに張り込み、国際都市神戸と未来への希望の象徴としています。

北側外観

 

 イメージスケッチ

​南川外観
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