井上 凱彦 Architect & Artist
ＩＮＯＵＥ ＹＯＳＨＩＨＩＫＯ 建築家 ＆ 美術家
１９６９年 名古屋工業大学建築学科 卒業
１９６９～７２年 ㈱石塚建築事務所（東京） 勤務
１９７２～７４年 移動大学沖縄離島開発（沖縄） 従事
１９７５～７６年 ㈱類設計室（大阪） 勤務
１９７７～８３年 ＮＯＡ設計室（大阪） 自営
１９８４～現在 井上建築計画事務所 自営
１９９０～現在 アトリエ（アート制作） 自営
建築の設計においては、建築主の意見に充分耳を
傾け彼または彼女のイメージする建築空間に専門家
としてのスキルを加味し、限られた条件の中で、そ
のイメージ以上の空間を実現することを心掛けてき
ました。
アートにおいては自己発現に徹し、テーマに対し
て自己のコンセプトをいかに作品として表現するか
が制作の基本姿勢です。その作品が鑑賞者の感動を
生み出せば作家として無上の喜びです。これは建築
においても共通するもので建築設計、アート制作い
ずれも創造の喜びがあります。制作における井上廣
子との共同関係は歌でいえば私がライター、彼女が
シンガーのようなものでしょうか。どちらも歌
（作品）にとって欠かせないものです。
建築の設計においては、建築主の意見に充分耳を
傾け彼または彼女のイメージする建築空間に専門家
としてのスキルを加味し、限られた条件の中で、そ
のイメージ以上の空間を実現することを心掛けてき
ました。
アートにおいては自己発現に徹し、テーマに対し
て自己のコンセプトをいかに作品として表現するか
が制作の基本姿勢です。その作品が鑑賞者の感動を
生み出せば作家として無上の喜びです。これは建築
においても共通するもので建築設計、アート制作い
ずれも創造の喜びがあります。制作における井上廣
子との共同関係は歌でいえば私がライター、彼女が
シンガーのようなものでしょうか。どちらも歌
（作品）にとって欠かせないものです。
建築は用途、機能をもち、それを建てる建築主が
いかにその目的とするところに満足できるものを造
るかに設計の主意があります。そのために建築家は
経済、技術、歴史、意匠等様々な要素を総合的にま
とめ、最適解を導き出し建築空間を造り出します。
これが建築設計監理（建築デザイン）です。
一方、アートは建築のように用途、機能を内包し
ていません。造形を通して鑑賞者の理性、感性に作
家の思想、哲学を直接訴えかけるものです。その表
現は建築と異なり、美しいものとは限らず、時には
醜いあるいは恐ろしいものであっても人間の感性を
揺さぶり感動を与えるものであればアートです。
もちろんこの二つの分野の間にはどちらとも明言で
きない領域もあります。